バーチャル展示　芸術の秋!～美術や演劇に関する本特集～

「芸術の秋」という言葉は、1918年に雑誌に登場した"美術の秋"という言葉が
きっかけとなったといわれています。
1918年の元号は「大正」。大正モダニズムが花開いた時代ということもあり、
「芸術の秋」はすぐに人々に根付いたそうです。
今月のバーチャル展示のテーマは「芸術の秋」。
涼しくて過ごしやすいこの季節に、じっくり芸術の世界に触れてみませんか?




芸術と言われて美術品や絵画を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、絵画に関する本の一部を集めて一覧にしてみました。
名画の見方等、意外と面白そうな本がたくさんありますよ。

絵画に関する本 一覧

タイトル	著者	出版社	出版年
いちまいの絵 : 生きているうちに見るべき名画	原田マハ	集英社	2017年
世界で一番美しい名画の解剖図鑑	カレン・ホサック・ジャネス, イアン・シルヴァーズ, イアン・ザクチェフ編著 ; 和田京子日本語版編集 ; 菊田樹子, 保田潤子翻訳	エクスナレッジ	2013年
五感でわかる名画鑑賞術	西岡文彦	筑摩書房	2012年
絵画の見方	スーザン・ウッドフォード著 ; 高橋裕子訳	ミュージアム図書	2005年
500の自画像	ジュリアン・ベル著、渡辺玲子翻訳	ファイドン	2004年
現代絵画の社会学と美学 : 時代の画像	アーノルト・ゲーレン著 ; 池井望訳	世界思想社	2004年
絵のある人生 : 見る楽しみ、描く喜び	安野光雅	岩波書店	2003年
絵画と現代思想	酒井健	新書館	2003年
自然の中の絵画教室	布施英利	紀伊国屋書店	2002年
絵画の読み方 : 知的に名画を解読する完全ビジュアルガイド	西岡文彦	洋泉社	1999年
世界の名画秘められた謎の物語	桐生操	ベストセラーズ	1999年

ピカソやムンクなど、一度は耳にした事のある有名な画家たちの入門書とされるシリーズです。
それぞれの代表作を年代順で見られる他、幼年期から成功するまでを綴った評伝も読む事ができます。
どれも全部で80ページと少なめなので、普段本を読まない人にもおすすめです。

世界的に有名な画家に関する本 『美の20世紀』シリーズ

タイトル	著者	出版社	出版年
ピカソ	ピカソ [画] ; アナトーリ・ポドクシク著 ; 甲斐義明訳	二玄社	2006年
ミロ	ミロ [画] ; スーザン・タイラー・ヒッチコック著 ; 鈴木勝雄訳	二玄社	2006年
モディリアーニ	モディリアーニ [画] ; フランシス・アレグザンダー著 ; 小野寺玲子訳	二玄社	2006年
カンディンスキー	カンディンスキー [画] ; ミハイル・ゲールマン著 ; 籾山昌夫訳	二玄社	2007年
クレー	クレー [画] ; ドナルド・ウィガル著 ; 甲斐義明訳	二玄社	2007年
シーレ	シーレ [画] ; ジャネット・ツヴィンゲンベルガー著 ; 木村理恵子訳	二玄社	2007年
ダリ	ダリ [画] ; ヴィクトリア・チャールズ著 ; 籾山昌夫訳	二玄社	2007年
マティス	マティス [画] ; パトリック・ベイド著 ; 林寿美訳	二玄社	2007年
マン・レイ	マン・レイ [画] ; アレクサンダー・ゲイムス著 ; 朝木由香訳	二玄社	2007年
ムンク	ムンク [画] ; エリザベス・イングレス著 ; 中田宏明訳	二玄社	2007年
モンドリアン	モンドリアン [画] ; ヴァージニア・ピッツ・レンバート著 ; 小野寺玲子訳	二玄社	2007年
ウォーホル	ウォーホル [画] ; エリック・シェインズ著 ; 前田希世子訳	二玄社	2008年
オキーフ	オキーフ [画] ; ジャネット・スーター著 ; 木村理恵子訳	二玄社	2008年
カーロ	カーロ [画] ; ゲリー・スーター著 ; 小野寺玲子訳	二玄社	2008年
ポロック	ポロック[画] ; ドナルド・ウィガル著 ; 大島徹也訳	二玄社	2008年

演劇、舞台、芸能などに関する本

ここでは、「演劇」や「舞台」、「芸能」に関連する本を集めてみました。
舞台演出や俳優、演劇の歴史など、バラエティに富んだ本がたくさんありますよ。

演劇、舞台、芸能などに関する本

タイトル	著者	出版社	出版年
エンタメビジネス全史 : 「IP先進国ニッポン」の誕生と構造 : 興行映画音楽出版マンガテレビアニメゲームスポーツ	中山淳雄	日経BP	2023年
舞台と客席の近接学 : ライブを支配する距離の法則	野村亮太	dZERO	2021年
声優 : 声の職人	森川智之	岩波書店	2018年
声優魂	大塚明夫	星海社	2015年
学校という劇場から : 演劇教育とワークショップ	佐藤信	論創社	2011年
コミュニケーション力を引き出す : 演劇ワークショップのすすめ	平田オリザ, 蓮行	PHP研究所	2009年
アイドルにっぽん	中森明夫	新潮社	2007年
演じられた近代 : 「国民」の身体とパフォーマンス	兵藤裕己	岩波書店	2005年
名セリフ!	鴻上尚史	文藝春秋	2004年
「華」(hana) : メディア・エンターテインメントの世界	影山貴彦	世界思想社	2003年
笑いの世界 : 対談	桂米朝, 筒井康隆	朝日新聞社	2003年
舞台芸術と法律ハンドブック : 公演実務Q&A	文化法研究会編著	芸団協出版部	2002年
ポストドラマ演劇	ハンス=ティース・レーマン著 ; 谷川道子 [ほか] 訳	同学社	2002年
吉本興業から学んだ「人間判断力」	木村政雄	講談社	2002年
永六輔の芸人と遊ぶ(Serai books)	永六輔	小学館	2001年
伝統芸能を知る本	日外アソシエーツ株式会社編集	日外アソシエーツ	2000年
涙の取材手帳	鬼澤慶一	幻冬舎	2000年
ロンドン・デイズ	鴻上尚史	小学館	2000年
演出家の仕事	栗山民也	岩波書店	2007年
ステージ・舞台照明入門 : 舞台の基礎からDMX、ムービングまで	藤井直	リットーミュージック	2006年
図解舞台美術の基礎知識	滝善光	レクラム社	2005年
演技と演出	平田オリザ	講談社	2004年
怪奇俳優の演技手帖 (ノート)	佐野史郎	岩波書店	2004年
俳優になる, '04	伊藤主枝子	演劇ぶっく社	2004年
摂 : 美術、舞台そして明日	皆川博子	毎日新聞社	2000年
上方伝統芸能あんない : 上方歌舞伎・文楽・上方落語・能・狂言・上方講談・浪曲・上方舞	堀口初音	創元社	2011年
ニッポンの伝統芸能 : 能・狂言・文楽・歌舞伎がよくわかる!	〓出版社	枻出版社	2011年
貞奴物語 : 禁じられた演劇	森田雅子	ナカニシヤ出版	2009年
メディアの発生 : 聖と俗をむすぶもの	加藤秀俊	中央公論新社	2009年
ローマ喜劇 : 知られざる笑いの源泉	小林標	中央公論新社	2009年
アジア系アメリカ演劇 : マスキュリニティの演劇表象	山本秀行	世界思想社	2008年
演劇の歴史	アラン・ヴィアラ著 ; 高橋信良訳	白水社	2008年
女優の誕生と終焉 : パフォーマンスとジェンダー	池内靖子	平凡社	2008年
現代演劇と文化の混淆 : オーストラリア先住民演劇と日本の翻訳劇との出会い	佐和田敬司	早稲田大学出版部	2006年
鬼・雷神・陰陽師 : 古典芸能でよみとく闇の世界	福井栄一	PHP研究所	2004年
日本の古典芸能における演出	小山弘志	岩波書店	2004年
舞台は語る	扇田昭彦	集英社	2002年
大衆娯楽と文化	関口進	学文社	2001年
女性芸能の源流 傀儡子・曲舞・白拍子(角川選書)	脇田晴子	角川書店	2001年
京劇入門	魯大鳴	音楽之友社	2000年
つまらぬ男と結婚するより一流の男の妾におなり	樋田慶子	草思社	2000年
ホリプロの法則	「ホリプロの法則」編集委員会	メディアファクトリー	2000年
現代演劇のフィールドワーク : 芸術生産の文化社会学	佐藤郁哉	東京大学出版会	1999年
イギリス中世・チューダー朝演劇事典	松田隆美	慶應義塾大学出版会	1998年
演劇の世界史	青江舜二郎	紀伊国屋書店	1994年

『芸術』がテーマの小説

ここでは絵画や演劇等、『芸術』を題材として描かれた小説の一部を一覧にしています。
ミステリーから青春小説まで、様々な物語がありますよ。

『芸術』がテーマの小説

タイトル	著者	出版社	出版年
ジヴェルニーの食卓	原田マハ	集英社	2013年
楽園のカンヴァス	原田マハ	新潮社	2012年
ダ・ヴィンチ・コード	ダン・ブラウン著/越前敏弥訳	角川書店	2004年
禁じられた楽園	恩田陸	徳間書店	2004年
真珠の耳飾りの少女	トレイシー・シュヴァリエ著/木下哲夫訳	白水社	2004年
黄色い目の魚	佐藤多佳子	新潮社	2002年
中庭の出来事	恩田陸	新潮社	2006年
シアター!	有川浩	アスキー・メディアワークス	2009年
何者でもない	原田宗典	講談社	1995年

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